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SOUND QUEST by 紅雪(Kohsetsu)

今西紅雪(音楽家・翻訳家)


by soundquest
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9月15-16日 東京六本木『曾根崎心中』ストライプハウスギャラリー

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明後日の以下の公演のリハーサルに向けて、ただいま練り上げております。
久しぶりに女優千賀ゆう子さんの語りとご一緒させていただきます。
ゆう子さんと初めてご一緒させていただいたのも2010年、近松の『心中天の網島』でした。
千賀さんは日本のアングラ演劇界叩き上げの素晴らしい女優さんで、
ご自身で数多くの企画制作、構成演出も手掛けてこられた気骨の女性。
大病を煩われた今も芝居だけを生き甲斐とされ活動を続けておられ、オーラが違います。
数年前突然の抜擢をいただいて以来、毎年ご一緒させていただく機会に恵まれ、
とても嬉しく光栄であると同時に、今でも初めての時と同じく新たな挑戦に身が引き締まります。
自分が心中しないですむよう(箏と?)なんとかやりおおせたいもの・・・

口伝いに「語り」継ぐこと。
最近、言葉や声の力にはっとする事が多いです。
それは近松作品のような文学に息づく昔の人々の生活、価値観や思いが言葉の響きと共に今に伝えられ、
私たちに何を喚起するかという力にも通じます。
ライフワークとして平家物語を始めとする古典や民話、現代詩を語ってこられた
千賀さんが、今回私に現代的な演奏をと依頼されたことに、
「今に響かせたい」という並々ならぬ熱意を感じています。
関西生まれの千賀さんによる味わい深い語り、同じく関西育ちの私には馴染みの場所や言葉も懐かしく、
東京住まいの今だからこそ、より身近に感じることができます。
通常のライブとは違い、あくまでも原文語りをお楽しみいただけるよう、
箏は全面に出る訳ではないですが、そこに新たなスパイスや力を送り込めるようありたいと思っています。
二日間、三回公演なのでご都合良い日時にお運びくださいますようお願いいたします。

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近松門左衛門作品を代表する世話物を、全編原文で語ります。
楽士に箏の今西玲子を迎え、
表情豊かな古典の抑揚と現代的調べとの阿吽のセッションを試みます。
シンプルなセットながら息を飲む迫真の語りは、
聴く者を深い情の世界へと誘います。
これぞ浪速のネイティブ・ミュージック。
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千賀ゆう子企画公演「S」シリーズvol.67
語り『曾根崎心中』


元禄一六年、大阪。お初と徳兵衛の命がけの恋
―――近松門左衛門の名作を、原文のまま、箏の演奏と共に語ります。



作/近松門左衛門

出演/千賀ゆう子

楽士/今西玲子(箏)

演出/笠井賢一


日時/2016年9月15日(木)19:30
          16日(金)15:00/19:30

料金/予約・2800円 当日・3000円 学生・2200円


会場/ストライプハウスギャラリー
http://striped-house.com/
〒106-0032東京都港区六本木5-10-33-3F


ご予約・お問合せ/ストライプハウスギャラリー
TEL/03-3405-8108(11:00~18:30) FAX/03-3403-6354(24H)
※席数に限りがございます。事前にお問合せください。
※受付開始は開演45分前。開場は開演15分前、受付順となります。

千賀ゆう子
1966年より早稲田小劇場に10年在籍。脱退後、劇団眞空鑑創立に参加。解散後、1982年に千賀ゆう子企画を設立。現在、特に言語性と身体性を根源的に問い直す実験的な舞台活動を行っている。自身による企画制作、構成演出作品の上演を続けながら、他劇団への客演、プロト・シアター実験演劇シリーズなどのプロデュース公演への出演、舞踏から古典/民話/現代詩の語りまでと、全国各地で様々な舞台に出演。また、東京、音や金時において音楽家たちとの即興演劇などライブ活動も行っている。

今西玲子
箏とエレクトロニクスを用いた楽曲や即興演奏で国内外の表現者との共演を重ね、現代ならではの箏の音色を引き出す試みを続ける。SonarSoundTokyo、CampOff-Tone、音泉温楽、JazzArtせんがわ等フェスからパリコレ、学校公演、伊勢神宮はじめ寺社での御奉納まで幅広いフィールドで伝統の上に立つ革新性としなやかな音楽的センスが注目される。独自奏法による豊かで静謐な響きは聴き手に新鮮な体験をもたらす。

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by soundquest | 2016-09-11 21:53 | concert | Comments(0)