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【演激集団INDIGO PLANTS 】「凛」千秋楽を観てきました

今週火曜日、サウンドで参加させていただいた【演激集団INDIGO PLANTS 】「凛」の千秋楽を観てきました。

武蔵野芸能劇場で日下部泰生画伯と落ち合い、一緒にドキドキ開演を待つ。

いきなり冒頭から箏音で幕が上がって、椅子から落ちそうになる。

あ、この感覚は、、Gianni Gebbiaの映画を観た時と似ている。

明智光秀が女で、信長も秀吉も成敗し、替え玉を秀吉に仕立てて泰平の世を託すという壮大な、奇想天外なストーリーをテンポ良く分かりやすい構成で幻想的に描ききる。戦国ものということで言葉や発声が始めのうちはどことなく違和感があったのだけど、進むにつれてどんどん迫力を増していき、それぞれの役者さんのキャラクターに引き込まれ。美しく凛々しく、どこか可愛らしさの残る主人公のお陰で通常の戦国ものとはひと味違う柔らかな情に満ちた表情も併せ持つ。

浮かび上がる生々しい人情のドラマ。これぞ演劇のファンタジー、リアルフェイクという感じでとても面白く拝見した。
これから明智光秀像というものが、もしかしたらとても慈悲深い人物だったのかもしれないってよぎりそう。

サウンドも勇ましい和太鼓、能管や篠笛に、通常戦国ものには難しい箏がとても効果的な役割を果たしていました。

優しい音色から一変勇壮に鳴る箏は主人公そのものだと思った。

レコーディングの現場で坂出さんがサラサラと書かれた二つのメロディーがメインテーマとしてばっちりはまっていて、

さすがプロのお仕事だと感服。その旋律が数日たった今でも頭を巡っているほどです。

あと時代劇でシンプルなベースの音のシーンというのが良かった。

特に殺陣のシーンで使われた箏音の格好良さといったら!

ここは「辻斬り」という私のオリジナル調弦での演奏を使っていただいてたのですが、立ち回りの動きと本当にドンピシャ合っていて、ものすごい迫力。

かつて箏でここまで凛と勇ましい表現があっただろうか。

まさにまさに、辻斬りが劇場版に!という感動で鳥肌が立ちました。

無調で転がるような低音の箏音に配される絶妙なコードとか本当にどうなってたんだろう、

音楽としてかっこ良かった、、ぜひもう一度聴きたい。

「立ち回りのシーンって不思議と合うのよ」との坂出さんのお言葉でしたが、

きっと毎回ライブで違っていて、私が観た聴いたものは二度と体験できないのだろう。

8月にDVDになるとのことで、夏にもう一度再会できるのを楽しみに待ちたいです。

カーテンコールで拍手を受ける晴れやかな役者さんたちの笑顔を見ていると、

自分も参加させていただけた一員なのだという嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

坂出さん、劇団のみなさん、ご縁を繋いでくれた泰生くんに感謝します。


写真は終演後、サウンドブースの坂出雅海氏と

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by soundquest | 2015-01-25 01:35 | 日々のこと | Comments(0)