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SOUND QUEST by 紅雪(Kohsetsu)

今西紅雪(音楽家・翻訳家)


by soundquest
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9月16日(日)『みえない翼のものがたり』@東京祖師谷ムリウイ

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敬愛するダンサーiku(園田郁実)の呼びかけで、兼ねてから構想、妄想していた翼のものがたりを形にする日がやってきました。
ikuちゃんとはイタリアのサックス奏者Gianni Gebbiaを通じて知り合い、幾度かの共演を経て意気投合、彼女自身が詩的な存在であり、その場を活かし変えてしまうエネルギーを持っている人です。
茜さんとも一度、忘れがたい時をご一緒させていただきました。頬を伝う汗だけが時折我に還らせるような。妖精のように彼女が裸になってくれるから、私も裸になれた。彼女もまた、本当の即興の人です。
美苗さんとは初共演になります。以前同じイベントに出演した時、リハーサルに少し遅れて入ってくるなり緑のワンピースでひとりキレッキレのダンスを踊っていたのが印象的で面白い人だなと思ったのが出会いです。未知な動きや世界をみせてくれそうで、とてもドキドキしています。
三人それぞれの個性溢れる踊り子と箏で編まれる、何も無いところに必然のように現れてくるものを、今私自身が一番見たいと思っています。

『みえない翼のものがたり』


箏:今西紅雪
おどり:牧瀬茜、尾身美苗、iku


翼ときいてあなたは何を想像しますか?
鳥、天使、鳩、飛行機、、、

空を飛ぶ、だけ、が翼ではない。
大切なものを守ったり、はらったり、やすめたり、煌びやかに誘惑をする翼もある。

目に見えるもの、だけ、が飛ぶ力でもない。
声も、音も、想像力も、踊るカラダの伸ばした指のその先までも、目に見えないエネルギーの全てが私たちを高く遠く運んでくれる。

ひとはほんとうは翼を持つものたち。

箏奏者の今西紅雪、踊りの牧瀬茜、尾身美苗、iku、それぞれの持つ翼、その物語をこの日、即興を交えて紡ぎ出していきます。カフェムリウイという場所、観に来られる皆様との空気がどこまでも広がっていい、吹き抜けてもいい、密やかに濃く凝縮していくのもいい、この物語を聴きに、観に、呼吸しに、ともに羽ばたきに、いらしてください。

日時
2018年9月16日(日)
18:30オープン 19:00スタート

場所
カフェムリウイ
〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷4丁目1 祖師谷4-1-22 3F
https://goo.gl/maps/EApGeVW25u92

料金
前売り2800円 / 当日3300円
(+ワンドリンクオーダー)

予約
soundquest.info@gmail.com または各出演者まで。
◎お席が限られていますので、お早めのご予約をおすすめします。

8年前、下北沢Lady Janeにて、Gianni Gebbia、iku、紅雪。
初めて出会って共演した日。
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以下、ikuによる熱い出演者紹介を追記していきます。
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出演メンバーの紹介です。

まず一人目は、牧瀬茜さんを紹介します。

茜さんが踊るとき、目の前にあるその一つのからだは、ひとつひとつ私たちを定義づけているものを全て、ひとつひとつ、個人の名前、性別、年齢、国籍、時代…、から解放されて超えてどこまでも広がっていくように感じます。目の前でおどる牧瀬茜が、ただ女というものになり、ただ人間というものになり、ただ存在というものになり、最後には光から無に還っていく。そんな時空を運んでいく旅に乗せられていくことが、彼女の踊りをみるということ。

もっともっとハダカになりたい。そう言って、みえないヴェイルを一枚一枚と脱ぎ去って見せてくれるひと。

彼女の羽ばたき、開かれた、瞳の窓。


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出演メンバーの紹介、2人目です。

ダンサーの尾身美苗さん。彼女との出会いは岡佐和香さんの主催した舞台でのことでした。

こういう感覚ってだれしも持ってるんじゃないかなって思うのですが、初めてあった人と「あ、この人仲間だ」ってピンとくる感じ。彼女とはそういう印象とともに出会いました。

大らかで気っ風も気立てもすこぶるいい彼女は、犬が千切れんばかりにシッポを振るとかそういう本能的な体づかいを普段から持っています。日常から、体でも表情でも言葉以外で伝えられる情報量が極めて多いのですが、まして踊るとなれば、瞬時に「踊りそのもの」に入っていく切り替えのシャープさ、体そのもので動かす熱量の圧倒的なことがものすごく魅力です。その佇まいはノーブルさとユーモラスさを兼ね備えた絶対的な個性をもっています。

彼女の翼は駆けていくエレンディラの足。
解き放たれて、振り返ることなくどこまでも砂漠を横切って行く。

(写真 SAKI YAGI)


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出演メンバー3人目を紹介します。

箏の今西紅雪さん。
私と彼女との出会いは約8年前に遡ります。イタリア人のサックス奏者Gianniの企画で下北沢のレディジェーンというライブハウスでの共演でした。初めましての挨拶がすでに音楽でした。始まった2人の演奏を袖で聴きながら長い通路を糸で手繰り寄せられるように踊り出て行きました。今西さんの演奏は羽ばたき、めくるめく景色を変えひゅんひゅんと踊り手や観客を運んでいきます。その音色は上品で煌びやかそして潔くお茶目。あとで少しづつ知る彼女そのものです。楚々として麗しいだけでない、薙刀を振るう大和撫子のような凛々しさが今西さんの最高の魅力です。


今回の演奏は今西紅雪さんの箏一本。どれ程のイマジネーションと景色がダンサーとともに掛け合わされて展開して行くのか、全ては即興と必然の流れです。どうぞお聴き逃しなく!




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by soundquest | 2018-09-01 00:16 | concert | Comments(0)