12月10日(月) 大阪「ひとつふたつみつどもえ」@ FUTURO
2018年 11月 15日
一路東京。今回は父の納骨式と8ヶ月目の月命日の法要、いくつか打ち合わせのために帰っていました。
京都で納骨式に向かうバスの中、急に子供の頃父に教わった、親鸞聖人が得度の際に詠んだ歌を思い出しました。
「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
これは親鸞聖人が9歳の時に両親を失くし仏門に入る決意をした時のこと、まだ幼いのに頭を剃るのを可哀想に思った慈円僧正に夜も遅いしまた明日来なさいと言われて、固い決意を示すため詠んだ言葉だそうです。
明日があると思っていても、夜中に嵐が来て桜も散ってしまうかもしれない、命ある今得度を受けたい、と。
父はのんびり屋な私に時間の大切さを教えてくれようとしていたのでしょうね。
庭の桜を愛した父はいつもそんな思いで眺めていたのかもしれないなあと。
相変わらずのんびり屋な私ですが、これからは本当にやりたいことに注力してまいります。
また12月にはすぐ関西に戻りプチツアーを予定しています。命ある内に、会いに、聴きにきてください😊
1日目はお久しぶり、福岡在住のサックス仙人、山内桂さんと、初めましての松本充明さんと、懐かしのFUTUROで。
山内さんの明鏡止水のサルモサックスの響きの中でどんな風に泳ごうか、非常に楽しみです。
フランスから鹿児島に移住して交流のあった松本充明が奈良に再移住するも、すぐにヨーロッパへ。
こうしてひとつふたつみつどもえ。
*場所は10月に出た14枚目のCD ”Live at Futuro Cafe” のカフェ。
(山内桂談 敬称略)
◆2018年12月10日(月) 「ひとつふたつみつどもえ」
出演:
チャージ:1700円+オーダー
http://futurolive.exblog.jp
山内 桂(Sax)
1954年別府市生まれ
松山の大学時代にサックスと即興演奏を始め活動すると同時に、M. グレイブス、D. ベイリー等の初来日松山公演主催。以後大分で会社勤務と音楽を続ける。他方1977年頃から単独による山岳スキーと山岳釣行を開始。それらの体験を元に2002年より音楽活動に専念、冒険を続ける。
音そのものの響きと細胞レベルのコミュニケーションによる、唯一無比で独自の音楽「SALMO SAX」。サックスソロを中心に世界を駈ける。
2008年「サルモサックス・アンサンブル」、2016年「サガイン」、2018年「ふるふる」結成。
2012年初制作映画・水の抒情詩「ホフネン」は2カ国、2014年第2作「ハルリ」は6カ国、2017年第3作「フウア」は4カ国の国際映画祭に入選。2018年現在CDリリース14枚。サルモワールド展開中。
http://salmosax.com/
1998-2005年、パリを拠点に活動。
Mathieu Martinという名前でビデオ及び立
作曲者としては、ビデオアーティスト作品のサウンドトラ
演奏者としては、バンドネオン、琵琶、電気音楽等を様々
2005年、帰国以降はダンス・カンパニー Sal Vanilla の企画にゲストパフォーマーとして参加する他、振付家と
2014-2017年、鹿児島で16回「クロアズモン」
https://myspace.com/
https://www.facebook.com/
近年はオリジナル楽曲の他、作曲家の藤枝守、薮田翔一、坂野嘉彦等の作品、委嘱作品の演奏にも取り組む。
2017年にはフランス人デュオRhizottomeとヴィジュアルアーティスト仙石彬人と共に仏4都市で国立劇場二ヶ所を含む公演を行い大きな反響を得た(国際交流基金助成プログラム)。同年、今西玲子改め紅雪を襲名、Jazztronik野崎良太の音楽プロジェクトmusilogueよりリリースしたファーストアルバム『秘色の雨』は内外で高い評価を獲得している。2018年9月、NYより初来日したトランペット奏者Peter Evans、笙箏者石川高とのトリオで「Jazz Artせんがわ」他国内のジャズフェスティバルに出演し好評を博した。
http://soundquest.exblog.jp/